ヤマハ、20%軽量化された電動アシスト自転車用新ドライブユニットを発表

”GREEN CORE”思想に基づいた次世代ドライブユニット
日付:2014年11月15日
配信元:ヤマハ発動機
ヤマハ発動機は11月13日、次世代の電動アシスト自転車用ドライブユニットを開発したと発表した。2015年モデルより順次搭載される。
このドライブユニットは、チェーン合力式ユニットの中で小型最軽量クラスを達成しながら、レアアースなどの使用量を大幅に削減し、現行ユニットと同等の最大出力を発揮する高性能小型ドライブユニットです。軽量アルミフレームに搭載することにより、車両の重量をさらに低減し、ドライブユニットの低重心設計と相まって自転車の取り扱いやすさやデザイン性を向上させることが可能です。
当社は今後、このドライブユニットを「ナチュラ」シリーズをはじめとするPAS 2015年主要モデルより順次搭載していくほか、国内の電動アシスト自転車メーカーへの供給も行います。
なお、“GREEN CORE”思想は、今後の新たなドライブユニットの展開においても継承していきます。
<”GREEN CORE”思想に基づいた次世代ドライブユニットの特長>*2
1.小型・軽量 :容積を約16%削減、重量を約20%軽量化
2.低重心設計 :重心を12mm下げた新設計構造*3
3.高性能出力 :現行ドライブユニットと同等の100N・mの最大トルクを発揮*4
4.環境性能 :レアアース35%*5、アルミ 28%、銅線40%*6 使用量削減
ギアポジションに合わせてきめ細やかな制御を実現する当社独自の機構「S.P.E.C.」やトリプルセンサーシステムなど、パワフルで自然なアシスト性能を実現する機能はそのまま継承しています。