ニッサン NASAと自動運転システムの共同研究・開発を開始

ニッサン NASAと自動運転システムの共同研究・開発を開始
日付:2015年01月14日
配信元:ニッサン自動車
2015年1月13日、ニッサンは1月9日に同社の北米の研究拠点が、アメリカ航空宇宙局(NASA)と、自動運転システムの発展、同技術の商業的応用を目指し、共同で研究・開発を行なう5年間のパートナーシップ契約を締結したと発表した。
日産総合研究所シリコンバレーオフィスと、カリフォルニア州モフェットフィールドにあるNASAエイムズ研究センターは、自動運転システムやヒューマン・マシン・インターフェース、ネットワーク対応アプリケーション、ソフトウェアの分析・実証、道路交通環境、宇宙で使用される高度なハードウェア、ソフトウェアを含むすべての技術開発に取り組む。
両研究所は、自動運転技術の搭載車両が実際に資材や人間の輸送を遠隔操作で行なうことができるかを検証するため、自動運転技術を搭載したゼロエミッション車両を用いてエイムズ研究センター敷地内で実験を行なう予定だという。
今回の実験では、NASA指令センターで行なっている惑星探査車の遠隔操作と同様の技術を適用している。自動運転車の最初のプロトタイプ車両を用いた検証実験は、2015年内に実施予定だという。