ジャパン・ビズディレクトリ にようこそ [ 登録 | ログイン rss Google+ facebook twitter LinkedIn Pinterest

MRJ 「百年レベルの壮大な夢」

| ニュース・お知らせ, 経済・マーケット | 11/14/2015


MRJ

航空機産業の時計は再び動きだした
日付:2015年11月14日
配信元:中日新聞

MRJの初飛行成功でYS11以来、止まっていた日本の航空機産業の時計は再び動きだした。三菱重工の下請けとして、MRJの機体組み立てを担当する東明工業(愛知県知多市)の社長、二ノ宮啓(49)はこれからの日本の航空産業が下請けを巻き込んで成長していく道のりを「百年レベルの壮大な夢」と語る。

◆夢支えるパート職人

職人たちがやすりを手に金属板を磨き始めた。卓上の蛍光灯の光を当て、表面に傷がないかのぞき込む。従業員百人ほどの金属加工メーカー、加藤製作所(岐阜県中津川市)。主に家電部品を手掛けてきたが、六年前に航空分野に飛び込み、米ボーイングの新鋭機787に続き、三菱重工業からMRJ(三菱リージョナルジェット)の主翼部品も受注した。

金属板に圧力をかけて成形する「絞り加工」技術では全国でトップクラス。最新の工作機械で作業を効率化させながらも、社長の加藤景司(53)は「最後は人の手で調整と検査をすることで、品質を高められる」と手づくりにこだわる。

機械と違い、手作業はコストがかかる。同社は高齢者を積極的に採用し、新たに誕生させた航空機部品チーム七人のうち、五人が六十歳以上のパート社員。中津川市の名物、くりきんとんを作っていた元和菓子職人もいる。長年磨いた手先の器用さを生かし、加藤は「たとえ小さな会社でも、日本のものづくりの礎になりたい」と胸を張る。

既に自動車分野から航空分野へ参入を果たしたメーカーもある。ハイブリッド車専用の高精度センサーを手掛ける多摩川精機(長野県飯田市)は十年前から民間機向けに力を入れる。

MRJの操縦用電子機器を納める米ロックウェル・コリンズに、センサー部品を供給する。三菱航空機から見れば孫請けだが、副会長の萩本範文(71)は「飯田でつくった部品が米国に渡り、また名古屋に戻ってくる」とうれしそうだ。

MRJの初飛行成功でYS11以来、止まっていた日本の航空機産業の時計は再び動きだした。三菱重工の下請けとして、MRJの機体組み立てを担当する東明工業(愛知県知多市)の社長、二ノ宮啓(49)はこれからの日本の航空産業が下請けを巻き込んで成長していく道のりを「百年レベルの壮大な夢」と語る。

Leave a Reply

You must be logged in to post a comment.

  • ジャパン・ビズ - ""...

  • ジャパン・ビズ - ""...

  • ジャパン・ビズ - ""...

  • ジャパン・ビズ - ""...

  • ジャパン・ビズ - ""...

グループサイト

  • Ad 1
  • Ad 2
  • Ad 3
  • Ad 4