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電子部品「スマホと自動車」好調で通期見通し上方修正ラッシュ

| ニュース・お知らせ, 経済・マーケット | 02/08/2015


kyosera

増産と円安による為替差益で増収増益が並ぶ
日付:2015年02月08日
配信元:電子部品

京セラ、日本電産、村田製作所、ロームの電子部品メーカー「京都4社」の4~12月期(第3四半期)決算は、京セラ以外は前年同期比大幅プラスで、日本電産と村田製作所の通期見通しは上方修正のラッシュになった。

京セラは売上高が2.8%増の1兆1016億円、営業利益は0.6%増の902億円、最終利益は6.6%増の739億円の増収増益。通期業績見通しは売上高を1兆5800億円から1兆5300億円に下方修正したが、それでも前期比では5.7%増。営業利益12.0%増の1350億円、最終利益9.3%増の970億円の利益見通しは据え置いている。80億円の年間配当見通しも据え置きだった。売上高下方修正の要因は前年同期にあったメガソーラー向け機器の売り上げが消えたためで、スマホ用電子部品の販売は絶好調と言っていい。

日本の電子部品メーカーの強みは何と言っても「技術力」。特に世代交代が激しく最新のスペックがすぐ陳腐化してしまうスマホでは、高速通信や高画質化など最新の技術革新に直ちに対応し、部品を安定的に供給できるのは日本メーカーだけと言っても過言ではない。ライバルの韓国メーカーなどはどうしても一歩遅れ、完成品の低価格化の影響を受けてしまうが、先進技術を盛り込んだハイエンド機種に使われる日本製は高付加価値のまま逃げ切れるので「利益なき繁忙」に陥りにくい。中でも「京都4社」は技術志向が強く、その世界シェアをひろげている。

今後、大きな期待が集まるのは「IoT」が自動車から他の分野にも拡大していくこと。たとえば生産設備、ロボット、医療機器、家電、社会インフラなどさまざまな分野に通信モジュールやセンサーの需要がひろがると、電子部品のマーケットは急速に拡大していく。2013年にホンダエレシスを買収して自動車電子制御ユニット(ECU)の技術を取り込んだ日本電産に代表されるように、技術開発や販路拡大のために必要であれば積極的なM&Aに踏み切る経営姿勢を持つ「京都4社」は、最新の技術に即応しなら優位を保ち、その中心的な役割を果たしていくだろう。

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