民間月面探査チーム「HAKUTO」、丸紅情報システムズと技術パートナー契約を締結

技術パートナー契約
日付:2015年07月06日
配信元:民間月面探査チーム「HAKUTO」
Googleによる賞金総額3000万ドルの国際宇宙開発レース「Google Lunar XPRIZE」(以下GLXP)に挑戦する株式会社ispace(東京オフィス:東京都港区麻布台)が運営する日本初の民間月面探査チーム「HAKUTO」は、丸紅情報システムズ株式会社とテクノロジーパートナー契約を新たに締結しました。
今後、丸紅情報システムズから3Dプリンターと3Dスキャナーの技術支援を受けて、月面探査ローバーのフライトモデルの開発を進めていきます。
丸紅情報システムズは、コンピュータ、ネットワーク、情報システム等における最先端技術を基軸として、あらゆる産業のITライフサイクル全般に対するソリューションを提供しています。また、3Dプリンターメーカーとして世界トップシェアを誇る米)Stratasys(ストラタシス)製3Dプリンターの国内正規販売代理店であり、世界トップリセラーです。また、独)GOM(ジーオーエム)社製3DスキャナーATOS(エイトス)の国内総販売代理店でもあり、3Dデータのインプットからアウトプットまで幅広くソリューションを提供しています。
ハクトは、GLXPミッション達成のために月面探査ローバーの小型・軽量化に取り組んでおり、3Dプリンターをはじめとする新しい技術を積極的に取り入れています。実際に、2014年に開発した月面探査ローバーのプレフライトモデルの車輪はストラタシス製3Dプリンターで造形しています(※1)。
今回、月面探査ローバーの小型・軽量化という開発コンセプトへの賛同を得たことと、丸紅情報システムズが長年培った3Dプリンター及び3Dスキャナーのソリューション技術力をハクトの今後の開発に活かせる可能性があることから、テクノロジーパートナーとしての技術支援が決定しました。