フリーゲージトレイン耐久試験開始 – 鉄道・運輸機構

フリーゲージトレイン耐久試験開始
日付:2014年10月21日
配信元:鉄道・運輸機構
鉄道・運輸機構は19日、フリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)を、レール幅の異なる新幹線と在来線の間で連続的に走らせて耐久性を確認する試験を熊本県内で始めた。
2022年度の開業を目指す九州新幹線長崎(西九州)ルートでの実用化に向けた最終段階の試験。約2年半かけ、熊本、鹿児島県内の新幹線と在来線で直通運転を繰り返す。
FGTは、車輪と車輪の間隔を変えることで、レール幅(軌間)が1435ミリの新幹線と1067ミリの在来線を行き来できる車両。機構は、今年4月に導入した試験車両が設計通りの性能を持つか確認していたが、結果が良好だったため、より営業運転に近い形での試験に入ることにした。