高安株式会社 – 「くず」を原料として再利用すること
- 会社名: 高安株式会社
- 郵便番号: 504-0828
- 都道府県: 岐阜県
- 市町村区・町名: 各務原市
- 番地: 蘇原村雨町3-47
- ウェブサイト: http://www.takayasu-rf.co.jp
- 連絡先: https://takayasu-rf-s.cms2.jp/contact/contact_form.html
- 掲載日: 03/18/2014 10:00 pm
「くず」を原料として再利用すること。
髙安では、「マテリアルリサイクル」をメインに様々な新しいリサイクル製品の研究・開発に取り組んでいます。
「マテリアルリサイクル」とは、「材料リサイクル」「材料再生」「再資源化」「再生利用」などといわれることもあります。具体的には、使用済み製品や生産工程から出るくずなどを回収し、利用しやすいように処理して、新しい製品の材料もしくは原料として使うことです。
「くず」を燃やし、その際に発生する熱をエネルギーとして利用することを「サーマルリサイクル(熱回収)」と呼ぶことがあり、これと区別して称されます。広い意味では、化学分解後に組成変換して再生利用を図る「ケミカルリサイクル」を含むこともあります。
製品紹介
- リサイクル繊維
リサイクル繊維- Fiber
当社発展の流れを支えてきた短繊維部門。長年にわたって蓄積されたリサイクルのノウハウを基に、繊維分野から高分子化学の分野へとそのサービス範囲を拡大してきました。合繊メーカーやフィルムメーカーで発生する繊維状、フィルム状、粒子状のウエストが原材料となりこれらを溶解し、合繊綿を生産しています。少量製品を効率よく生産するシステム、一般の合繊メーカーにも決して劣ることのないブレンド技術が生かされています。さらに日光にあたっても色あせしにいくという利点を持っており、自動車内装材としても最適。その他再生された合繊綿は不織布、紡績、ふとん綿などの各メーカーへ納入しています。
また、中国「髙安工業(江陰)有限公司」でも、日本国内と同じクオリティのリサイクル繊維を生産。グローバルな流通も、スムーズに対応します。回収されるウエストは多種多様で、ブレンドによりバージン原材料に近いものをいかにして作り出していくか、また既存の各種ウエスト以外に新たな原材料として利用できるものはないかなどの研究を重ね、常に高品質の製品を送り続けています。
- ニードルパンチ - Needle Punch
不織布部門では、ステッチボンド不織布・ニードルパンチ不織布を製造・販売致しております。また、樹脂スプレーをはじめとした各種加工も取り揃えており、ニーズに合わせたシーズをご提供致しております。
- リユース
資材部は、大手繊維メーカー様やフィルムメーカー様の製品出荷先(ユーザー様)からボビン・包装・梱包用荷資材を回収し、リユース可能なコンディションに整えて各メーカー様に返却する事業を展開しています。それを可能にするのが全国規模の当社回収店の現場力。各地の回収ネットワークを駆使しくまなく回収。確かな機動力を生かしメーカー様の生産性向上に協力しています。そして、回収情報や荷資材状況を当社で一元管理。常に迅速な対応ができることも強み。また、ものづくりのグローバル化・ボーダレス化が進む昨今、海外メーカー様輸入品荷資材においても回収及び輸出返還を実施しております。
今後も豊富な実績とノウハウに基づいたサービスをご提供することにより、お客様の事業発展と地球環境保護に貢献して参ります。
- 原料調達 – Supply
メーカーから出る廃プラスチック(主にPET・ナイロン)を有価物として買い取り、再生プラスチックとして利用します。集めたプラスチックは原料として髙安の短繊維・不織布・樹脂製品へと生まれ変わります。60年以上にわたり培ったノウハウと幅広いネットワークにより、委託加工など企業のリサイクル推進を強力にサポートすることが可能です。ペットボトルフレーク、フィルム、自動車部品、ウエスト(繊維くず)をはじめとする廃プラスチックに、少量でも対応できます。
- リサイクルナイロン- Nylon
樹脂部門では、エコナイロン樹脂『タナジン®』の製造を行っております。その他、各種エンジニアリングプラスチックのコンパウンド、乾燥加工等の受託加工も行っております。
- 研究開発- Development
技術開発にも力を入れておりますので、お困りの事案があれば何なりとご相談下さい。研究開発のテーマ
・炭素繊維のリサイクル技術
・各種機能繊維(短繊維)の開発:親水、撥水、防汚、異形断面糸、抗菌等
・各種機能樹脂の開発:難燃(ノンハロゲン)等
・複合フィルムシート等の分離活用
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