株式会社 吉野工業所 – プラスチック容器の開発史
- 会社名: 株式会社 吉野工業所
- 郵便番号: 136-8531
- 都道府県: 東京都
- 市町村区・町名: 江東区
- 番地: 大島3-2-6
- ウェブサイト: http://www.yoshinokogyosho.co.jp
- 掲載日: 06/02/2014 10:52 pm
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株式会社吉野工業所の歩んできた歴史、それはまさに、プラスチック容器の開発史といっても過言ではありません。安全で使いやすく、そして美しい理想の容器を求めて私どもはたゆまぬ努力を続けてまいりました。
長年にわたる技術の蓄積は、世界に誇れるものと自負しており、また、グローバルな視点で地球環境を見据えた技術開発にも早くから取り組み、着々と成果をあげています。
製品紹介
- インジェクション成形
昭和27年、当社は、容器として国内で初めてインジェクションモールディング(射出成形)技術を導入しました。
その技術は数十年で飛躍的に進歩し、可能性はさらに広がりました。
「より早く、より多く、より正確に」をモットーにした当社の成形技術は、世界のトップレベルを誇ります。
- ダイレクトブロー成形
当社は、国内のブローモールディング(吹込成形)の黎明期にいちはやく研究に着手し、昭和30年輸出包装展で通産大臣賞を受賞しました。当社は、つねに独自の研究を推し進めており、無菌エアによる密閉容器(針ブロー)、多積層耐熱耐薬品ボトル、極薄肉ブロー、インモールドラベルボトルなど次々に新機能の容器を開発しています。
- ペットボトル(2軸延伸ブロー成形)
ガラス瓶の美しさ・清潔感をもちながら、より軽く、丈夫で、衛生的な容器が出来ないだろうか。
当社は、人類の長年の夢を日本で初めて実現しました。PETは、衝撃に強くガラスに匹敵する光透過性を持ちながら紫外線の透過が少ない、という利点を誇ります。また、ピュアな素材で焼却処理しやすく、燃焼しても有害なガスが発生しません。最近ではリサイクルしやすい原料としても見直されています。
- チューブ成形
チューブは、内容物の保護性に優れ、使いやすく、口元が小さく衛生的なこと、携帯に便利なことから、化粧品や薬品などに広く利用されています。
当社のチューブの最大の特徴は、デコレーション技術の豊かさです。従来の印刷に加え、多色シルク、網グラデーション、エンボシングなどが可能になり、マット感、メタリック感、布や和紙のような風合いまで、自由に表現することが出来ます。高級感あるチューブは「商品」のイメージを華やかに彩ります。
- 食品用軽量薄肉容器(インジェクション成形)
(サーモフォーミング成形)
食品容器に求められるのものは、衛生、そして、食指が動かされるようなデザイン性です。
当社では高速インジェクション成形・サーモフォーミング成形技術などによって、さまざまな軽量薄肉容器を生産しています。また、多くの高速多色オフセット印刷機で色鮮やかなカラー印刷が曲面にもほどこせます。
さらに、ラベルやフィルムを金型内で同時に成形するインモールド成形の蓋や容器など、次々に新しい食品容器を開発・実用化しています。
- ポンプ・スプレー
ワンプッシュで使える便利さ、カラフルな色合いと柔らかなフォルム。そして手軽な機能性がポンプ・スプレーの魅力です。
当社では、液状・泡状・霧状での使用や、乳液・高粘度液などの内容物に応じて、様々な機構を持ったポンプ・スプレーを開発・製造しています。
- 金属化粧品容器
昭和40年代、当社は、より美しい化粧品容器を求めて、金属による化粧品容器の生産に着手しました。高級品志向の高まりと個性化の中で、多彩な技法を駆使して優れた装飾性を誇る当社の製品は高い評価を受けています。また、プラスチック成形加工の豊富なノウハウを生かして、金属とプラスチックの複合容器が自社内で製作できるのも、大きな利点のひとつです。